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関西ペイント、トルコ関連会社の残り株式を9300万ドルで取得完了

関西ペイントは残る株式50%を9300万ドルで取得し、Polisan Kansai Boyaを完全子会社化した。今後はトルコ子会社の負債返済に向けた増資を予定するが、業績への影響額は未定としている。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月28日2分で読める関西ペイント4613
関連会社の完全子会社化を表す、色見本パネルの横で工場のコンベヤー上にて接合される塗料缶のふたの両半分。

関西ペイント(4613)は、トルコの関連会社Polisan Kansai Boya Sanayi ve Ticaret A.Ş.(PKB)の残る株式50%の取得を完了し、議決権比率を50.0%から100.0%に引き上げた。同社によると、株式の取得と取得対価の払い込みは2026年10月27日に完了した。

取得条件

議決権比率50.0%分の取得価額は9300万ドルだった。これまで持分法適用関連会社だったPKBは連結子会社となる。関西ペイントは2026年7月29日に今回の株式取得を発表しており、同年10月28日付の完了開示では上記の総額以外に取得価額の内訳や詳細は示していない。

今後の見通し

関西ペイントは2027年3月期の連結決算で、段階取得に係る差益を特別利益として計上する見込みだ。ただ、その金額や連結業績への影響は現在精査中であり、未定としている。

また、所定の手続きを経た上で、PKBに対する増資を速やかに実施する予定だ。PKBの既存有利子負債の返済を目的とするが、完了開示には同負債の残高や予定する増資額が記載されておらず、トルコ事業への資金拠出の全体像は現時点の開示からは明らかになっていない。

関西ペイントは、今後開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表するとしている。