国際協力銀行(JBIC)は、地方銀行が長野県に本社を置くコンデンサーメーカー、ルビコンのインドネシア生産拠点であるPT RUBYCON INDONESIA(RBI)向けに実行するクロスボーダー融資650万ドルに対し、保証を供与することで合意した。9月17日に締結された保証契約は、融資の保証元本全額である650万米ドルを対象とする。
同資金は、シンガポールと海峡を挟んだインドネシアの工業地帯バタム島で行われているRBIの電子部品製造・販売事業を支援する。ルビコンは主に日本の電機メーカーへの供給を目的として1994年に同地にRBIを設立しており、JBICは今回の融資が同生産拠点のさらなる拡大を後押しするとしている。
ルビコンは部品業界以外では広く知られた名前ではないが、1952年からコンデンサーおよび関連電子部品を製造してきた。同社は設備・原材料から完成部品まで一貫した生産体制を敷いている。JBICはルビコンを中堅メーカーと位置付けている。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 保証人 | 国際協力銀行(JBIC) |
| 貸付銀行 | 日本の地方銀行(原資料にローマ字表記なし) |
| 保証元本 | 650万ドル(650万米ドル) |
| 借入人 | PT RUBYCON INDONESIA(RBI) |
| 親会社 | ルビコン(日本・長野県に本社) |
| 資金使途 | 電子部品の製造・販売、インドネシア・バタム島 |
JBICは今回の案件について、日本の中堅・中小企業の海外展開を支援するとともに、インドネシアにおけるサプライチェーンの強靭化に資するものと位置付けている。
発表資料では、融資期間や金利、保証元本を超える貸付銀行のRBIへのエクスポージャー総額は明らかにされていない。また、ルビコンのコンデンサー生産全体に占めるバタム島の比率が、日本国内や他の海外拠点と比べてどの程度かについても言及がない。
