NISSHAは9月17日、ベトナムの医療機器メーカーUSM HEALTHCARE MEDICAL DEVICES FACTORY JOINT STOCK COMPANYの株式14,134,064株(同社の50%相当)を、同社取締役のVÕ XUÂN BỘI LÂM氏に譲渡したことを完了したと発表した。この譲渡は、NISSHAが9月4日に締結した株式譲渡契約の一部を実行するもので、同契約はNISSHAが保有するUSMの株式全60%相当(16,960,877株)を対象としている。
今回50%分の譲渡が完了したことで、USMはNISSHAの連結対象から外れる。NISSHAは残りの2,826,813株(USMの10%相当)を保有し続け、2027年9月中旬から2028年9月中旬までの間に売却する予定としている。
| 段階 | 株式数 | 出資比率 | 時期 |
|---|---|---|---|
| 譲渡前 | 16,960,877 | 60% | 譲渡前の保有分 |
| USM取締役への譲渡分 | 14,134,064 | 50% | 2026年9月17日完了 |
| NISSHAの残存出資分 | 2,826,813 | 10% | 2027年9月中旬から2028年9月中旬に売却予定 |
財務面への影響はまだ確定していない。NISSHAは2026年12月期の単独決算および連結決算において関係会社株式売却に伴う損益を計上する見込みだが、金額は現在検討中としている。また、今回の取引が通期の連結業績予想に影響するかどうかも未定であり、いずれも確定した時点で開示するとしている。
現時点で具体的に変化したのは財務面ではなく構造面である。かつてNISSHAのグループ会計に含まれていたベトナムの医療機器工場は、今後は含まれなくなる。より小さな残存株式は、最長で今後2年間、この撤退案件をNISSHAの帳簿上に残すことになる。
