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いよぎんホールディングスが利益予想を上方修正、国内金利上昇で貸出金利息増

いよぎんホールディングスは、国内金利の上昇で貸出金利息や有価証券利息配当金が計画を上回る見込みとなり、2027年3月期の連結経常利益予想を5月時点から45億円増の1155億円に引き上げた

執筆:Tokyo Brief Desk2026年11月6日2分で読めるいよぎんホールディングス5830
貸出金と有価証券の収益の流れが合流し、右肩上がりの棒グラフを形成する抽象イラスト。

いよぎんホールディングス(5830)は11月6日、国内金利の動向を理由に2027年3月期の通期業績予想を上方修正した。愛媛県に拠点を置く同社は連結業績予想の修正に関する開示で、子会社の伊予銀行において貸出金利息や有価証券利息配当金が当初予想を上回る見込みだと説明した。

修正の内容

連結経常利益予想は5月8日時点の1110億円から4.1%増の1155億円へ引き上げた。親会社株主に帰属する当期純利益予想は770億円から3.9%増の800億円、経常収益予想は2700億円から10.4%増の2980億円とした。

伊予銀行単体では、経常利益予想を1085億円から1130億円へ、当期純利益予想を750億円から785億円へそれぞれ引き上げた。これら単体の数値は連結業績予想とは別個のものだ。開示資料では、増額分のうち貸出金と有価証券それぞれの内訳は示されていない。

上期実績の裏付け

同日発表された4〜9月期(中間期)連結決算でも同様の構図が表れている。同期の連結貸出金利息は前年同期の459億円に対し530億円、有価証券利息配当金は同263億円に対し272億円となった。経常利益は前年同期比21.3%増の670億円、中間純利益は同8.0%増の467億円だった。

費用面も動いた。預金利息は105億円から156億円へ増加しており、金利上昇は資金調達コストも押し上げている。

留意点

修正後の数値は業績予想であり、同社は実際の業績が予想と異なる場合があるとしている。中間決算短信では、中間配当40円を含む1株当たり年間80円の通期配当予想を据え置いた。