東証上場の家電量販店エディオン(2730)は11月5日、通期の営業利益予想を従来の270億円から360億円に上方修正した。エアコンなどの季節商品が好調で、上期実績が計画を上回ったとしている。
暑さが序盤の追い風に
4〜9月期の売上高は予想の4000億円に対し4164億円、営業利益は予想の147億円に対し238億5000万円となった。営業利益は前年同期比73.0%増だった。
同社によると、期間を通じて平均気温が平年より高く推移したほか、「2027年問題」に伴う買い替え需要も寄与した。決算短信では、4〜5月の平均気温が平年を上回ったことでエアコン商戦が前倒しとなり、7月以降も販売が好調を維持したと説明している。発表資料には「2027年問題」の定義や、売上高への具体的な寄与額は記載されていない。
通期予想と慎重な見方
通期の売上高予想は8323億円(従来予想は8160億円)、親会社株主に帰属する当期純利益予想は225億円(同157億円)とした。
同社は国内の消費動向などを挙げ、先行きは依然として不透明で慎重な見通しが必要だとしている。その上で、上期実績や足元の動向を踏まえて通期予想を引き上げた。一方、すべての商品群が好調だったわけではなく、パソコンの販売は前年度の買い替え需要の反動やメモリ価格高騰が響き、前年同期から大きく落ち込んだとしている。
株主還元も強化する。中間配当を従来予想の1株当たり25円から30円に引き上げ、期末配当予想を35円とし、年間配当予想を前期実績の48円を上回る65円とした。
