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イビデン、AIサーバー向け基板増強に約1510億円 2029年度稼働

イビデンは取締役会で、岐阜県大垣市の拠点を中心にCPU向けICパッケージ基板の生産能力を増強するため、約1510億円(予定)の設備投資を決議した。2029年度から順次稼働し、量産を開始する計画だ。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月29日2分で読めるイビデン4062
自動化されたクリーンルームの生産ラインをキャリアに載って移動する基板パネルと、防護服を着た技術者。

イビデン(4062)は取締役会で、AIサーバー向けを中心とした高機能ICパッケージ基板の生産能力を増強するため、約1510億円(予定)の設備投資を決議した。新設能力は2029年度から順次稼働する。同社が2026年10月29日、固定資産の取得に伴う設備投資に関する適時開示で発表した。

取締役会の決議内容

投資は岐阜県大垣市の同社拠点にある工場棟(Cell6)を中心とし、その他海外工場も対象に含む。開示資料では投資額を約1510億円とし、予定と記載している。大垣の拠点と海外工場の内訳は示しておらず、対象となる海外工場名も明らかにしていない。

稼働時期と対象製品

イビデンによると、2029年度から順次稼働し、同時点から量産を開始する計画だ。開示資料には、この生産能力がすでに稼働しているとの記述はない。

開示資料によると、増強の対象はCPU向け高機能ICパッケージ基板だ。イビデンは投資の理由として、AIが学習型から推論型、さらにエージェントAIへと進化する中で需要の増加が見込まれることを挙げている。これは同社自身の見通しだ。生産数量や顧客名は公表していない。

業績への影響

イビデンは、今回の投資が当期の連結業績に与える影響は軽微としている。翌期以降の数値は示していない。

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