デジタルハーツホールディングス(3676)は東証からの上場廃止に向けた手順を示した。会長によるMBO(経営陣が参加する買収)の受け皿会社であるSandboxによるTOB(株式公開買い付け)が成立しており、次の手続きとして11月20日に臨時株主総会を開く。 Tokyo Briefの関連記事
TOBの結果と今後の手続き
Sandboxは1株1060円で、買付予定数の上限を設けず、下限を592万2743株としてTOBを実施した。8月7日から9月24日までの期間に1118万7236株の応募があり、TOBは成立した。Sandboxは2026年7月13日に設立され、同社会長が全株式を保有している。
このTOBでは、会長が保有し応募しなかった892万5633株および同社の自己株式を除くすべての株式を取得することはできなかった。Sandboxの要請を受け、同社取締役会は株主をSandboxと会長のみとするため、297万5211株を1株にまとめる株式併合を提案した。11月20日の臨時株主総会での承認が必要となる。
予定されている日程は以下の通り。
- 11月20日:整理銘柄に指定、売買は継続
- 12月10日:売買最終日
- 12月11日:上場廃止
- 12月15日:株式併合の効力発生、発行済株式総数は7株に
同社はまた、同総会での承認を条件に、12月14日に自己株式159万1998株を消却する予定だ。
上場廃止前に取得した事業
11月1日、子会社のデジタルハーツはIMAGICA GEEQのゲームデバッグ事業を現金11億6000万円で譲り受けた。これにより東京、大阪、新潟に拠点が加わる。受け入れた資産および引き受けた負債の額、ならびにのれんの金額は現時点で確定していない。
中間期決算
9月までの6カ月間(中間期)の連結業績は、売上高が3.8%増の198億3000万円、営業利益が3.4%減の13億9000万円だった。親会社株主に帰属する中間純利益は、公開買付関連費用1億1520万円を計上したものの、4.1%増の7億8870万円となった。通期の業績予想は据え置き、今期は無配を予定している。
