カプコン(9697)の中間決算短信によると、9月30日までの6カ月間の売上高は前年同期比49.0%増の1209億円、営業利益は同54.5%増の608億円だった。親会社株主に帰属する中間純利益は同56.6%増の431億円となった。
販売本数の伸びが増益をけん引
デジタルコンテンツ事業は239の国・地域で260タイトルを展開し、販売本数は前年同期の2385万本から3686万本に伸びた。セグメント売上高は70.8%増の851億円、セグメント営業利益は523億円だった。
新作2タイトルも寄与した。4月に発売した完全新規IP『プラグマタ』は全世界で270万本を販売。20年ぶりのシリーズ最新作『鬼武者 Way of the Sword』は170万本を売り上げ、シリーズの累計販売本数は1100万本に達した。
それ以上に貢献したのは過去作だ。リピートタイトルの販売本数は2285万本から3218万本に増加した。同社によると、2月発売の主力シリーズタイトルが価格施策の後押しもあり、累計販売本数800万本を突破したという。これらはいずれも累計本数であり、上期の販売本数ではない。
営業外費用の負担軽減
前年上期は営業外費用に社会貢献関連費用24億5000万円を計上しており、うち24億4300万円が万博関連費用だった。今期の同項目は1900万円で、すべて寄付金だった。経常利益は67.5%増の612億円と、営業利益を上回る伸びとなった。
アミューズメント施設事業の売上高は26.2%増の157億円、アミューズメント機器事業の売上高は8.9%増の165億円だった。その他事業は4.7%減の35億円となった。
通期業績予想は据え置き
同社は2027年3月期の通期業績予想について、2026年5月13日公表の売上高2100億円、営業利益830億円、純利益580億円を据え置いた。中間配当は1株当たり23円とする。なお、本決算短信は監査法人のレビュー対象外である。
