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旭ダイヤモンド工業と東京精密、タイのハブブレード工場計画に12.3億円出資

旭ダイヤモンド工業と東京精密は、タイで計画するハブブレード量産拠点の設備整備に向け、折半出資の合弁会社に各6億1500万円を出資する。2028年4月の操業開始を目指しており、足元の業績への影響は軽微としている。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年10月29日2分で読める旭ダイヤモンド工業6140
チップに切断されたシリコンウェーハの横に並ぶ円形のダイヤモンドダイシングブレードと、両社の同額出資を表す2つの同じ大きさのブロック。

旭ダイヤモンド工業(6140)と東京精密は、タイにハブブレードの量産拠点を設けるため、両社の合弁会社に計12億3000万円を出資することで合意した。出資額は旭ダイヤモンド工業と東京精密が同額の6億1500万円ずつとなる。

同額出資で出資比率は維持

合弁会社が実施する12億3000万円の増資を、親会社2社が6億1500万円ずつ引き受ける。出資後も両社の出資比率は各50%で変わらない。調達資金はタイ拠点の製造設備およびインフラの整備に充てる。合弁会社は2025年5月9日設立で、本社は千葉県市原市、資本金は10億円である。

新拠点の生産品目

ハブブレードは主に、シリコンウェーハを半導体チップに切断するダイシング工程で使用される。建設予定地はパトゥムターニー県クローンルアン郡で、新設する生産子会社(名称は未定)が運営する予定だ。設備・インフラ投資額は12億3000万円を見込む。

今後の日程

2027年1月に着工して同年12月に竣工し、2028年4月に操業を開始する予定だ。旭ダイヤモンド工業は、これらは現時点の予定であり変更される可能性があるとしている。発表資料には生産量や顧客との契約に関する記載はない。

旭ダイヤモンド工業によると、2027年3月期の連結業績への影響は軽微にとどまる。中長期的には、同拠点を通じてグループで半導体市場の需要を取り込めると見込んでいる。