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ユー・エム・シー・エレクトロニクス、東証スタンダード市場へ格下げ 3年越しのプライム維持策に幕

ユー・エム・シー・エレクトロニクスの株式は9月8日、東証プライム市場からスタンダード市場へ移行し、同社は2023年に提出したプライム市場維持のための計画を取り下げた

株式相場表示板を描いたイラストで、企業のティッカーがより上位の市場区分からより下位の市場区分へ移動する様子を示しており、背景には電子機器メーカーを想起させる基板パターンが描かれている。

ユー・エム・シー・エレクトロニクス(東証6615、名古屋証券取引所メイン市場にも重複上場)は、東京証券取引所がプライム市場からスタンダード市場への区分変更を承認したと発表した。移行は2026年9月8日付。東証は、2026年4月1日から同社株式に適用していた「監理銘柄(審査中)」の指定を2026年9月2日付で解除すると、9月1日付で別途通知した。

今回の市場区分変更により、2023年6月に同社がプライム市場の上場維持基準適合に向けて提出した計画に基づく取り組みが終了する。同社は2024年6月、2025年3月、2025年6月、2026年3月に進捗状況を開示し、投資家に情報提供を続けてきた。スタンダード市場への移行が承認されたことを受け、同社は発表日である2026年9月1日付でこのプライム市場適合計画を取り下げた。

同社は、今回の区分変更により成長戦略や経営方針に変更はないとしている。継続する重点課題として、業績の向上、株主還元、コーポレートガバナンス、IR開示の4点を挙げた。同社株式の取引は中断されることなく、9月8日からスタンダード市場に移行する。

開示資料では、4月に監理銘柄指定が適用された理由や、今回解除される理由について詳細な説明はなく、同社は投資家に対し、この件に関する東証自身の公表資料を日本取引所グループのウェブサイトで参照するよう案内するにとどめている。