ニフコは9月1日、前日に取締役会が承認した自社株買いプログラムの初日に、単一の取引で自社株を399.6億円分買い戻した。東京証券取引所プライム市場(コード7988)に上場する神奈川県の同メーカーは、ToSTNeT-3による立会外取引を通じて、1株5300円の固定価格で普通株754万株を取得した。
今回の一括発注により、8月31日に取締役会が設定した枠のほぼ全てが使われた。同プログラムは、買付株数の上限を830万株(自己株式を除く発行済株式数の8.88%に相当)、買付総額の上限を400億円とし、9月1日から9月18日までの間に実施するとしている。この上限に対し、9月1日の取引だけで754万株、399.6億円を占め、その後に続く市場での買付に残された承認済みの余地はごく薄いものとなった。
ニフコは、ToSTNeT-3による買付分を差し引いた上で上限内に残る枠については、東京証券取引所における通常の市場買付を裁量発注方式で実施して充当する方針だと説明した。同社は、市場での買付に通例付される留保条件として、市況によっては注文の一部または全部が執行されない可能性があると付け加えた。
開示資料では、責任者としてニフコ財務経理部長の浜田浩氏、代表取締役社長の柴尾正治氏の名が記載されている。同プログラムは9月18日まで実施される。
