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ソニーの自社株買い、5000億円枠の半分近くに到達

ソニーグループは8月に434億8000万円で自社株買いを実施し、5000億円の自社株買い枠の消化率は金額ベースで47.47%、株数ベースで29.38%に達した。プログラムは2027年5月まで続き、上限額の半分以上が未消化のまま残る

2026年9月14日2分で読めるソニーグループ6758
企業の自社株買い進捗ゲージがおよそ半分満たされ、ブロック状の株式ユニットが金庫に向かって進む様子を描いたイラストで、継続中の資本還元プログラムを象徴する。

ソニーグループは2026年8月、自己株式1161万3200株を434億8000万円で買い戻した。関東財務局に提出された自己株式買付状況報告書による。買付けは東京証券取引所における市場取引を通じて一任売買契約に基づき実施され、日次の買付株数は8月21日の約19万8000株から8月3日の190万株超まで幅があった。

今回の買付けは、ソニー取締役会が2026年5月8日に決議したプログラムの一環である。同プログラムは上限2億3000万株・上限5000億円とし、2026年5月11日から2027年5月10日まで実施される。同決議に基づく累計取得数は8月末時点で6758万1300株、金額にして2373億5000万円となり、株数上限の29.38%、金額上限の47.47%に達した。残り期間は約9カ月あり、上限金額の半分以上が未執行のまま残っている。

ソニーグループ自己株式取得プログラムの進捗状況(2026年8月31日時点)
2026年5月8日付取締役会決議に対する進捗状況、プログラムは2027年5月10日まで実施
項目株数金額
2026年8月の取得11,613,200¥43.48bn
2026年5月11日以降の累計6758万1300株(上限の29.38%)2373億5000万円(上限の47.47%)
認可上限230,000,000¥500bn

これとは別に、ソニーは8月中に保有する自己株式314万694株を処分した。帳簿価額は合計103億1000万円。これは新規の買付けではなく、うち199万9500株はストックオプションの行使により、114万1194株は譲渡制限付株式ユニット制度に基づき交付されたもので、いずれも報酬関連の処分であり自己株式取得ではない。8月の取得と処分を差し引きした結果、ソニーの自己株式保有数は8月31日時点で1億1998万3217株となり、発行済株式数は59億6531万6326株だった。同報告書には株価に関する言及はない。