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キオクシア、8000億円の自己株買い予算を6営業日でほぼ使い切るも、取得は目標の半分にとどまる

キオクシアホールディングスは、自己株買いの裏付けとなる8000億円の現金枠を8月上旬のわずか6営業日でほぼ使い切ったが、10月30日の期限までに取得を目指す3000万株のうち、実際に買い戻したのは53.78%にとどまる

2026年9月11日1分で読めるキオクシアホールディングス285A
二つのゲージが並んだイラストで、一方はほぼ満タン、もう一方は半分程度を示しており、自己株買いの予算をほぼ使い切ったものの、目標株数の半分程度しか買い戻していない企業を表している。

キオクシアホールディングスは関東財務局に対し、自己株式取得の裏付けとなる8000億円の現金枠を、株数側の目標達成に先立って事実上使い切ったと届け出た。2026年7月31日付の取締役会決議に基づき、同社は東京証券取引所における市場買付を通じ、2026年8月3日から10月30日までの期間で、普通株式3000万株、8000億円を上限に自己株式を取得する計画だった。

9月11日に提出された月次状況報告書によると、支出はすべてわずか6営業日に集中していた。8月3日から8月10日までの間に、キオクシアは1613万3500株を8000億円で取得し、届出上はこれが金額枠の100.00%に達したと記録されている。最大の取得日は8月3日で、同日428万1300株を2123億円で取得した。

キオクシアの8月自己株買い:資金枠と株数目標
数値は2026年8月31日時点、キオクシアのEDINET自己株式取得状況報告書による。
指標取締役会決議による上限8月31日までの取得実績進捗
株数30,000,00016,133,50053.78%
金額¥800bn¥800.0bn100.00%

これにより自己株買いは異例の状況に置かれている。書面上は資金を使い切った形だが、株数目標に対しては半分をわずかに上回った程度にとどまり、10月30日の期限まではなお7週間以上を残している。取締役会が金額枠を積み増す意向なのか、それとも3000万株の目標未達のまま計画を終了させるのかは、届出からは明らかでない。

期末時点で、キオクシアの発行済株式数は5億4863万9034株、自己株式保有数は1613万4027株だった。当該報告月中に取得した自己株式の処分はなかった。