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アリアケ・キャピタル、東京きらぼしフィナンシャルグループへの出資比率を9%に引き上げ

アリアケ・キャピタルの東京きらぼしフィナンシャルグループへの出資比率は、7月以降の顧客資金による市場買いで9.00%に上昇、資本政策や企業再編の提案権を留保するが、これまで重要提案は行っていない

株式保有比率ゲージが9%のマーカーを超えて上昇する様子を、積み重なった株式ブロックの様式化された台帳を背景に描いたイラスト

東京の投資運用会社アリアケ・キャピタルは、東京きらぼしフィナンシャルグループ(東証:7173)の株式保有比率を、前回開示の7.97%から9.00%に引き上げた。2026年9月14日に関東財務局に提出された変更報告書によると、同社は9月7日時点で発行済株式総数2億8918万9176株のうち2602万7800株を保有している。

増加分は7月10日から9月7日にかけての一連の市場買い付けによるもので、取引の少ない日は数千株にとどまる一方、7月17日には80万9200株、9月3日には47万8300株を取得した。アリアケは、マスターファンドとの一任契約に基づき運用する顧客資金で総額398億5000万円のポジションの全額を賄っており、借入金は用いていない。

アリアケは保有目的を純投資と説明する一方、経営陣との建設的な対話と称するものを行い、同行の中長期的な価値向上に資すると判断した場合には資本政策や企業再編などの経営施策を提案する権利を留保するとしている。報告書は、これまで重要提案行為は行っていないと明記している。同報告書はアリアケの代表取締役が署名しており、アリアケ・キャピタルは2020年2月に投資運用会社として設立された。

保有比率が9.00%となったことで、アリアケはアクティビスト色の強い株主に対して市場の注目が一段と高まる水準とされる10%を依然として下回っている。