SUBARUが関東財務局に提出した月次の自己株式買付状況報告書によると、同社は8月に237.5億円を投じて自社株を買い戻した。この1カ月間の買付は9,117,100株で、15営業日に分けて実施され、現行の買戻し承認枠に対する累計買付額が金額ベースで3分の1を超えた。
今回の買戻しの根拠となる承認枠は大規模で、2026年5月15日にスバル取締役会が承認した上限8000万株・1500億円の枠で、実施期間は2026年5月18日から2027年3月16日までとなっている。同報告書によると、8月末までにスバルは19,969,200株、累計508億円を買い戻しており、これは株式数上限の24.96%、金額上限の33.86%に相当する。
| 指標 | 株数 | 金額 |
|---|---|---|
| 取締役会承認枠(2026年5月15日承認、期限2027年3月16日) | 80,000,000 | ¥150bn |
| 2026年8月の買付 | 9,117,100 | ¥23.75bn |
| 2026年8月31日時点の累計(上限比24.96%/33.86%) | 19,969,200 | ¥50.8bn |
報告書にはこれとは別の小規模な取引も記載されている。8月7日、スバルは譲渡制限付株式報酬として自己株式108,345株を2億6960万円で処分しており、これが当月唯一の処分実績だった。株式の消却、または合併・株式交換・会社分割による移転はなかった。8月31日時点で、スバルは自己株式21,368,722株を保有し、発行済株式総数は717,335,273株だった。
この報告書は金融商品取引法第24条の6第1項に基づく定例の月次開示であり、買戻しの意向や規模を新たに発表するものではない。買付ペースについて経営陣がどのような判断に基づいているかは開示されておらず、2027年3月の期限までに承認枠を消化する意向があるかどうかも示されていない。
