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シュナイダー上期売上、オーガニック14%増も為替で報告ベース9.8%増

シュナイダー・エレクトリックの上期売上高はオーガニックベースで14.0%増、報告ベースでは9.8%増にとどまり、為替が3.9ポイント押し下げた。Cogniteの31億ドル、AiDashの3億5000万ドルのソフトウェア買収は規制当局の承認待ち。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年9月30日2分で読める
データセンター電源室の産業用配電盤と冷却設備、その方向へ伸びる2本の細いデータ線

シュナイダー・エレクトリックの2026年6月30日までの6カ月間の売上高は212億2600万ユーロ(同報告書の換算レートで約3兆9000億円)だった。半期報告書によると、オーガニックベースで14.0%、報告ベースで9.8%増加した。差は為替によるもので、対ユーロでのドルとインドルピーの下落が成長率を3.9%、売上高を7億4700万ユーロ押し下げた。買収の純効果は0.1%のプラスで、主にMotivairによる。

需要の出どころ

同社はオーガニックベースの成長について、主にデータセンターとインフラ向けのエンド市場でのシステム販売が好調だったためとしている。売上高の83%を占めるエネルギー管理は176億4100万ユーロで、オーガニックベースで15.4%増えた。北米は21%増で、データセンターが最大の押し上げ要因となり、住宅建設は下押し要因となった。産業オートメーションは35億8500万ユーロで7.7%増え、ディスクリート・オートメーションの回復と価格改定が寄与した。

利益

調整後EBITAはオーガニックベースで22.1%増え、40億9300万ユーロとなった。マージンはオーガニックベースで120ベーシスポイント拡大し、19.3%となった。純利益は25億4800万ユーロで、前年同期は20億1000万ユーロだった。前年同期にはUplightへの投資に関する2億7400万ユーロの減損損失が含まれていた。

未完了の2件の買収

2026年6月30日、シュナイダーは産業向けデータ・AIソフトウェアのプロバイダーであるCogniteの全株式を、評価額31億ドルの全額現金取引で取得することで合意した。Cogniteの2025年の売上高は1億7000万ドルを超えた。6月20日には、AiDashの約90%を取得することで合意した。企業価値は3億5000万ドルで、対価は同じく現金。AiDashは公益事業者向けにAIを活用した植生管理・資産管理ソフトウェアを販売している。

両取引とも、規制当局の承認を含む通常のクロージング条件の充足が前提で、今後数四半期内に完了する見込みだ。AiDashは完了後、エネルギー管理セグメントで全面連結される予定だ。要約中間連結財務諸表は、日本の規則に基づく監査証明に相当する証明を受けていない。