沖電気工業は2026年9月3日、日立製作所との自動化機器分野における提携について、2026年3月26日の第一報および8月17日の更新に続く続報を開示し、これまで未定だった部分を明らかにした。この合弁会社は会社分割により沖電気工業のATM関連事業を承継し、既存のチャネルソリューション事業を手がける沖電気工業・日立製作所の共同出資会社を基盤として、両社を株主に2026年10月1日付で発足する予定だ。
新会社の暫定商号は「OHチャネルイノベーションズ」で、本店所在地は東京都品川区大崎1-6-3を予定している。経営陣は両社から選出され、社長就任予定者は現在沖電気工業の常務執行役員を務め、副社長就任予定者は新事業を承継する既存のチャネルソリューション会社で取締役常務執行役員を務めている。事業内容はATMなど自動化機器の企画、開発、製造、販売、および運用監視サービスとされている。
未定の項目が2つ残っている。新会社の資本金について沖電気工業は「未定」としており、商号、所在地、役員構成を含め本日開示された内容はいずれも暫定的なもので、合弁会社の正式設立後に株主総会や取締役会の承認などの手続きを経て確定するとしている。事業年度末は3月31日とする予定だ。
完了には社内承認以外の条件も伴う。沖電気工業によると、統合の実現には日本その他の関係国・地域における独占禁止法関連の届出・許認可手続きの完了、外国投資に関する届出要件の充足、さらに両社の対象事業、資産、財務状況、業績、またはキャッシュフローに重大な悪影響を及ぼす事象が生じていないことの確認が必要となる。10月1日はあくまで両社の目標時期であり、確定した開始日ではない。
