BCPE Neon Cayman, L.P.によるボードルア(TSE: 4413)へのTOBは9月3日、このケイマン諸島の買収者が対象会社の株式のより多くを対象とする新たな付随契約を開示したことで、足場を一段と固めた。
8月28日、ボードルアの第4位株主である小林武氏(129万株、同社の3.93%を保有)は、その全株式を1株2970円の買付価格でTOBに応募し、応募期間終了前に撤回しないことに同意した。TOBは8月19日から10月5日まで実施され、成立には基準株式数の9.55%に当たる313万5200株以上の応募が必要となる。
小林氏の合意は、買収者が8月18日に創業株主3名と結んだ別の取決めと並行するものだ。富永重宏氏(37.09%)、藤井一也氏(13.83%)、程島良明氏(3.73%)は、合計54.65%の株式をTOBの枠外で買収者に直接、1株2350円で売却することに合意した。これはTOBの買付価格である1株2970円を下回る。
| 株主 | 保有比率 | 1株当たり価格 | 方法 |
|---|---|---|---|
| 富永重宏 | 37.09% | ¥2,350 | 8月18日合意の相対売却 |
| 藤井一也 | 13.83% | ¥2,350 | 8月18日合意の相対売却 |
| 程島良明 | 3.73% | ¥2,350 | 8月18日合意の相対売却 |
| 小林武 | 3.93% | ¥2,970 | 8月28日のTOB応募契約 |
この低価格での相対売却は、スクイーズアウトへの道を開くことを狙ったものだ。TOBと創業株主からの株式取得が完了すれば、BCPE Neon Caymanは会社法に基づく株式併合を計画しており、これには議決権を持つ株主の3分の2の賛成が必要となる。TOBの成立に必要な9.55%という下限は、程島氏または小林氏の株式に紐づく業績連動型の譲渡権を保有する従業員が、TOB終了前に権利を行使しない場合、なお引き下げられる可能性があるが、なくなることはない。
