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大林組、Multiplex買収を完了 海外子会社11社を追加

大林組は10月30日にBCI UK Holdingsの買収を完了し、豪州・英国・カナダのMultiplexグループ11社を傘下に収めた。提出書類に買収額の記載はない。

執筆:Tokyo Brief Desk2026年11月2日1分で読める大林組1802
建設途中の建物の骨組みの上にそびえるタワークレーンと、手前に並ぶ3色の仮囲い。

大林組(1802)は、Multiplex Global Limitedの全株式を保有する持株会社BCI UK Holdings Limitedの買収を完了した。大林組が11月2日に提出した臨時報告書によると、取得完了日は2026年10月30日。

同案件は2026年6月18日、豪州、英国、カナダで建築事業を手がけるMultiplexの買収として発表されていた。

3市場で11社

買収完了に伴い、Multiplex傘下の11社が大林組の特定子会社となる。臨時報告書によると、各社の資本金はいずれも特定子会社の基準である大林組の資本金の10%以上に相当する。大林組は11社すべてを間接保有により100%所有する。

内訳はシドニーが6社、ロンドンが3社、トロントが2社。大半は持株会社だが、事業会社として豪州のMultiplex Constructions Pty LtdおよびMultiplex Constructions QLD Pty Ltd、英国のMultiplex Construction Europe Limited、カナダのMultiplex Construction Canada Limitedの建築会社が含まれる。

記載された豪州企業のうち資本金が最大なのはシドニーの持株会社Multiplex Pty Ltdで、2026年9月30日時点で27億5600万豪ドル。英国の建築会社Multiplex Construction Europe Limitedは1億1100万英ポンド、カナダの事業会社は6100万カナダドルとなっている。これらはいずれも子会社の資本金であり、大林組が支払った対価ではない。臨時報告書には買収額は記載されていない。