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アイビスホールディングス、PRO Market上場2件を名古屋Nextと福岡Q-Boardに切り替え

障害者支援事業を営む同社は10月12日にTOKYO PRO Marketと福岡PRO Marketを上場廃止し、翌日には名古屋証券取引所Next市場と福岡証券取引所Q-Boardに上場、価格未定の株式発行でこの移行を資金面で支え、創業以来初となる配当を開始する

2026年9月7日2分で読めるアイビスホールディングス9334
福祉作業所の入り口に設置されたQRコードチェックイン用タブレットと、背景に描かれた抽象的な証券取引所のラインモチーフのイラスト。

アイビスホールディングス(証券コード9334)は、名古屋を拠点に障害者就労支援事業所を運営する企業で、2026年9月7日、新株20万株の発行と、オーバーアロットメントによる最大3万株の追加売出しを決議し、現在の2つの上場市場からの移行に道を開いた。同社は2023年10月から東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに、2024年12月から福岡証券取引所の福岡PRO Marketに上場しており、両上場は2026年10月12日に終了する。その翌日の10月13日には、名古屋証券取引所のNext市場と福岡証券取引所のQ-Board市場での株式取引が始まる。

売出価格および払込金額は未定。フィリップ証券を主幹事に、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券ほか4社が引受人となり、9月25日から10月1日にかけて投資家需要を調査したうえで、10月2日に価格を決定する予定。申込期間は10月5日から8日まで、払込期日は10月9日で、受渡日は10月13日の上場日と同日となる。引受人の買取価格が取締役会の定める払込金額を下回った場合、募集全体が中止となる。

差引手取概算額約8600万円は、外部機関との通話を自動で文字起こしし支援記録を作成する電話システム、通所・送迎・給食の状況を管理するQRコードシステム、個別支援計画の作成を支援するAIツールなど、バックオフィスの自動化にすべて充当される。新株発行により発行済株式数は179万8000株から199万8000株に増加する見込み。アイビスホールディングスは、3期連続の無配を経て、2026年10月期から初となる配当の実施も計画している。