キヤノンは1月に承認した自社株買いを完了した。予算としていた2000億円をほぼ使い切り、期限まで数カ月を残しての終了となった。
同社は9月7日、東京証券取引所に対し、9月4日にプログラムを終了したと開示した。普通株式45,331,900株を総額1999億9971万9200円で買い戻した。買付期間は1月30日から9月4日までで、ToSTNeT-3を通じた立会外取引と、投資一任契約に基づく立会内での通常取引という2つの方法で実施した。
| 指標 | 取締役会決議 | 実績 |
|---|---|---|
| 株式数 | 上限54,000,000株(自己株式を除く発行済株式数の6.1%相当) | 45,331,900株 |
| 金額 | 上限2,000億円 | ¥199,999,719,200 |
| 期間 | 2026年1月30日〜2027年1月29日 | 2026年1月30日〜2026年9月4日 |
1月29日の取締役会決議では、自己株式を除く発行済株式数の6.1%に相当する最大54,000,000株を、2000億円を上限に買い戻すことを承認し、期限を2027年1月29日としていた。キヤノンはこの期限を大幅に前倒しして完了した。買付株式数は上限を下回ったものの、予定していた2000億円の予算は残りわずか28万800円となるまで使い切った。
今回の開示は完了報告であり、今後の方針を示すものではない。買い戻した株式の使途については言及がなく、消却するかどうかも明らかにされていない。また、8カ月に及んだ買付期間中の株価動向についてのコメントもない。
