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ハイレックス、政策保有株式を純資産10%以下に 1銘柄売却で14億1100万円の利益計上

自動車部品メーカーのハイレックスコーポレーションが1銘柄の株式売却で14億1100万円の一時利益を計上、政策保有株式を連結純資産の10%以下に引き下げるべく進める今期の売却額は累計159億8800万円に達したが、業績予想を修正するかどうかはまだ明らかにされていない

2026年9月8日1分で読めるハイレックスコーポレーション7279
株券が積み重なった円紙幣に変化する様子と、巻かれたコントロールケーブルを描いたイラスト。メーカーが持ち合い株式を売却して現金化する様子を象徴している。

東証スタンダード市場に上場する自動車用コントロールケーブルメーカー、ハイレックスコーポレーションは2026年9月7日、政策保有株式のうち上場株式1銘柄を売却し、売却額は14億5500万円、特別利益として14億1100万円を計上した。同社の開示では売却した銘柄名は明らかにされていない。

今回の売却は、2026年10月期においてハイレックスが売却した政策保有株式としては3件目となる。3件の売却額を合計すると159億8800万円に上り、累計の売却益は153億4300万円となった。

ハイレックスの政策保有株式売却、2026年10月期
数値はハイレックスコーポレーションの開示に基づく。売却した銘柄は開示上、特定されていない。
期間売却銘柄売却額計上した利益
直近の売却(2026年9月7日)1¥1.455bn¥1.411bn
期初来累計(2026年10月期)3¥15.988bn¥15.343bn

ハイレックスは、今回の売却が政策保有株式を連結純資産の10%以下に引き下げるという具体的な目標に沿ったものだとしている。この基準は資本効率の改善を目的として設定されたものだ。

同社がまだ明らかにしていないのは、約153億円に上る一時的な利益が通期の業績見通しに与える影響だ。ハイレックスは、2026年10月期の連結業績への影響について、足元の事業動向とあわせて精査中であり、必要が生じた場合には業績予想の修正を速やかに開示するとしている。これにより、次回の決算発表に向けて、規模の大きい未確定の変動要因が残されたままとなっている。