東証スタンダード市場に上場する自動車用コントロールケーブルメーカー、ハイレックスコーポレーションは2026年9月7日、政策保有株式のうち上場株式1銘柄を売却し、売却額は14億5500万円、特別利益として14億1100万円を計上した。同社の開示では売却した銘柄名は明らかにされていない。
今回の売却は、2026年10月期においてハイレックスが売却した政策保有株式としては3件目となる。3件の売却額を合計すると159億8800万円に上り、累計の売却益は153億4300万円となった。
| 期間 | 売却銘柄 | 売却額 | 計上した利益 |
|---|---|---|---|
| 直近の売却(2026年9月7日) | 1 | ¥1.455bn | ¥1.411bn |
| 期初来累計(2026年10月期) | 3 | ¥15.988bn | ¥15.343bn |
ハイレックスは、今回の売却が政策保有株式を連結純資産の10%以下に引き下げるという具体的な目標に沿ったものだとしている。この基準は資本効率の改善を目的として設定されたものだ。
同社がまだ明らかにしていないのは、約153億円に上る一時的な利益が通期の業績見通しに与える影響だ。ハイレックスは、2026年10月期の連結業績への影響について、足元の事業動向とあわせて精査中であり、必要が生じた場合には業績予想の修正を速やかに開示するとしている。これにより、次回の決算発表に向けて、規模の大きい未確定の変動要因が残されたままとなっている。
