ソフトバンクグループは2026年9月9日、東京証券取引所に対し、OpenAIへの追加出資の資金確保に用いたブリッジローンの未返済残高259億ドルを9月15日に全額返済すると発表した。同社は1ドル=153.74円で換算し、その金額を約3兆9800億円としている。
同ローンの枠組み自体は2026年3月27日に遡る。同日、ソフトバンクグループはOpenAIへの追加出資分を対象として、総額400億ドルの借入限度額を設定する契約を締結した。同社は当初、この限度額に対して300億ドルを引き出していた。9月9日時点で、未返済残高は今週の全額返済に先立ち既に259億ドルまで減少していたが、この約41億ドルの減少がいつ、どのように生じたかについて開示文書は説明していない。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 総借入限度額(2026年3月27日合意) | $40bn |
| 当初引き出し額 | $30bn |
| 2026年9月9日時点の未返済残高 | 259億ドル(3兆9800億円) |
| 全額返済日 | 2026年9月15日 |
今週の開示は、関連する一連の5件の開示の最後を締めくくるものだ。この一連の流れは3月2日のOpenAIへの追加出資自体の発表に始まり、3月27日のブリッジローン契約締結に続き、4月1日と7月1日の2回にわたる引き出しの実行を経てきた。開示文書は会長兼社長CEOの孫正義氏をソフトバンクグループの代表取締役として明記している。
開示文書は返済資金の出所を明らかにしておらず、9月15日の返済に先立つ融資残高の300億ドルから259億ドルへの減少についても説明していない。これらの空白により、ソフトバンクグループがOpenAIへの出資を支える広範な資金調達をどのように管理しているのかは依然として不明のままだ。
