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ハピネット、カプセルトイ・カード需要で中間益80%上方修正

ヒット商品によるカプセルトイの好調とコンビニのくじ商品・トレーディングカードの好調な販売により、ハピネットの中間期純利益予想は50億円から90億円に上方修正されたが、同社はクリスマス商戦を控え通期予想は据え置いた

執筆:Tokyo Brief Desk2026年9月28日2分で読めるハピネット7552
カプセルトイの自動販売機、コンビニエンスストアのくじ引き機、積み重ねられたトレーディングカードのパックで、ハピネットの売上高予想修正を牽引する製品群を表している。

ハピネット(7552)は中間期(6か月間)の業績予想を大幅に上方修正した。東証上場の玩具・メディア卸の同社は2026年9月28日、4月から9月までの中間期の業績予想を修正し、売上高を8月時点の予想の2000億円から15.0%増の2300億円に引き上げると発表した。営業利益は従来予想の78億円から73.1%増の135億円に達する見通しで、親会社株主に帰属する中間純利益は50億円から80.0%増の90億円を見込む。1株当たり中間純利益は、8月の第1四半期決算発表時に示した114円36銭から205円85銭に上昇する。

ハピネットの中間期予想修正
対象期間は2026年4月1日から9月30日までの6カ月間で、前回予想は2026年8月10日に公表された。
項目前回予想修正予想増減
売上高¥200.0bn¥230.0bn+15.0%
営業利益¥7.8bn¥13.5bn+73.1%
経常利益¥8.0bn¥13.5bn+68.8%
親会社株主に帰属する純利益¥5.0bn¥9.0bn+80.0%
1株当たり中間純利益¥114.36¥205.85—

同社は今回の上方修正の要因として3つの製品分野を挙げた。玩具事業ではコンビニエンスストア向けのくじ商品とトレーディングカードの販売が好調に推移し、アミューズメント事業ではヒット商品によりカプセルトイの販売が大きく伸びた。

同社は通期の連結業績予想については修正していない。最大の商戦期であるクリスマス・年末年始商戦の状況が現時点では不透明であることを、上方修正を中間期にとどめた理由として挙げた。これにより、大幅に引き上げられた中間期予想と、据え置かれたままの通期予想との間に差が生じている。

参考として、前年同期(2026年3月期第2四半期)の実績は、売上高1964億円、営業利益87億円、純利益67億円で、1株当たり利益は151円94銭だった。この数値は2026年1月1日付で実施された1株を2株にする株式分割を反映して調整されている。9月末までの業績がこの修正予想通りに推移すれば、この実績を大きく上回る成長を示すことになる。