経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)を通じた上場廃止を控える北海道のドラッグストア運営会社、サツドラホールディングスは、8月中旬までの四半期において営業損益が1億5700万円の損失に転じた。前年同期は1億6300万円の利益だった。売上高は254億8000万円から0.9%減の252億4000万円となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は2億200万円の損失となった。前年同期は6700万円の利益だった。1株当たり損益は、前年同期の4.92円の利益から14.66円の損失に転じた。
| 指標 | 今四半期 | 前年同期 |
|---|---|---|
| 売上高 | ¥25.24bn | ¥25.48bn |
| 営業損益 | -1億5700万円 | ¥163mn |
| 純利益(親会社株主帰属) | -2億200万円 | ¥67mn |
| 1株当たり損益 | -¥14.66 | ¥4.92 |
主力のドラッグストア、調剤薬局、インバウンド向け店舗を展開する小売事業は、1億9600万円の損失となった。前年同期は1億900万円の利益だった。サツドラは、物価上昇により消費者が節約志向を強めたことで客単価と来店客数が縮小したことに加え、天候要因による夏物商品の販売不振、中国からの訪日客減少に伴うインバウンド需要の鈍化を要因として挙げた。同社は不採算の3店舗を閉鎖し、店舗数は196店から193店に減少した。
2026年6月のMBOに基づく株式公開買付け(TOB)は完了したものの、上場廃止手続きは依然進行中であり、同社は次期の業績見通しを公表しなかった。当四半期には、TOB関連費用6900万円と、投資有価証券の評価損7500万円が特別損失として計上された。
堅調な材料としては、地域共通ポイントカード基盤「EZOCA」の会員数が240万人を超え、提携企業は350社以上、対応店舗数は1100店舗を超えた。総資産は507億2000万円に増加した一方、自己資本比率は前期末の22.4%から19.6%に低下した。
