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JBICとりそな銀行、大阪スチールワイヤーメーカーのベトナム工場に融資

日本の輸出信用機関JBICは、りそな銀行との協調融資6億円のうち4億2000万円を、1960年創業の大阪のスチールワイヤーメーカーがベトナムの新設子会社を通じて建てる工場に充てる

執筆:Tokyo Brief Desk2026年9月29日1分で読める
巻かれたワイヤースプールが並ぶスチールワイヤー生産ラインと、建設途中の工場を描いたイラストで、日本メーカーのベトナム進出を表す。

国際協力銀行(JBIC)は、大阪に本社を置くスチールワイヤーメーカーのクリサンセマム株式会社と、協調融資のうち4億2000万円分の融資契約を締結した。りそな銀行が協調融資を行い、総額は6億円となる。

融資概要
数値はJBICのプレスリリースに基づく。金利・返済期間は非開示。
項目内容
JBIC分の融資額¥420mn
協調融資総額(りそな銀行含む)¥600mn
クリサンセマム創業1960
ベトナム法人(CSQ)設立2025年9月、クアンナム省

融資資金はクリサンセマムのベトナム法人CHRYSANTHEMUM QUANGNAM CO.,LTD(CSQ)に充てられ、工場建設および設備導入に使われる。CSQはスチールワイヤーの製造・販売を手がける。1960年創業のクリサンセマムは、輸送機械向けコントロールケーブル用スチールワイヤーを主力製品としている。

クリサンセマムは2025年9月、ベトナム・クアンナム省にCSQを設立した。同社は、今回の融資が生産能力の増強とベトナム国内での一貫生産体制の構築を目的としていると説明している。

JBICは、今回の融資を海外事業展開を図る日本の中堅・中小企業への支援と位置付けている。同行は、こうした融資が日本の産業の国際競争力の維持に寄与するとともに、ベトナムなどで事業を展開する本邦企業のサプライチェーン強靱化にも資すると説明する。JBICは公的金融機関として、りそな銀行など民間金融機関と連携しながら、東南アジアなどの成長市場における中堅・中小企業の海外事業展開を今後も金融面で支援していく方針だ。

工場の完成時期や融資の金利、返済期間については、発表資料に記載がない。