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塩野義製薬、有価証券報告書を訂正し取締役報酬の開示総額を下方修正

塩野義製薬の訂正有価証券報告書は、外国籍取締役のフリンジ・ベネフィット相当額の訂正を受けて監査等委員及び社外取締役を除く取締役の開示報酬総額を8億9500万円から6億4200万円に引き下げ、関連当事者の報酬注記も修正した一方、その他の財務諸表の数値は変更していない

執筆:Tokyo Brief Desk2026年9月25日2分で読める塩野義製薬4507
企業の役員報酬表の一行に取り消し線が引かれ、赤字で訂正内容が書き加えられている様子を描いたイラストで、役員報酬開示の訂正を象徴している。

塩野義製薬(4507)は2026年9月25日、関東財務局に有価証券報告書の訂正報告書を提出し、2026年6月19日に提出した2026年3月期の有価証券報告書における報酬等の開示内容を訂正した。同社は当初の記載事項の一部に誤りがあったとしている。訂正はコーポレート・ガバナンスの状況等における役員報酬の表と、連結財務諸表注記中の関連当事者に関する記載に限られ、その他の財務諸表の数値に変更はない。

役員区分別では、監査等委員および社外取締役を除く取締役の報酬等の総額が8億9500万円から6億4200万円に減少した。この区分のうち、基本報酬は3億2600万円から2億3100万円に減少し、外国籍取締役のフリンジ・ベネフィット相当額を計上する「その他」の項目は1億7100万円から1200万円に減少した。同区分の業績連動報酬等(2億5200万円)と株式報酬(1億4500万円)に変更はない。監査等委員である取締役(6300万円)、監査役(1800万円)、社外役員(1億5500万円)の数値は訂正されていない。

役員報酬の訂正(百万円)
塩野義製薬が2026年9月25日に提出した訂正有価証券報告書の数値を、2026年6月19日に提出した当初の報告書と比較したもの。
役員区分訂正前総額(百万円)訂正後総額(百万円)
取締役(監査等委員を除く、社外取締役を除く)895642
監査等委員である取締役(社外取締役を除く)6363
監査役(社外監査役を除く)1818
社外役員155155

個別開示では、連結報酬等の総額が1億円以上の役員のうち、ある取締役の報酬が5億7700万円から3億2400万円に減少し、基本報酬は2億1400万円から1億2000万円に、フリンジ・ベネフィット相当額の項目は1億7100万円から1200万円に修正された。代表取締役会長兼社長の開示報酬3億200万円に変更はない。

主要な経営幹部の報酬に関する関連当事者注記も同様に修正され、当連結会計年度の合計は11億3300万円から8億8000万円に減少した一方、前連結会計年度の6億4700万円は変わらない。塩野義製薬は、これらの合計額から除外している国際間異動に伴う税額調整等の金額についても、1億2100万円から2億6700万円に訂正した。