HYUGA PRIMARY CARE(7133)をめぐる株主5者が、2026年10月2日に提出した大量保有報告書の変更報告書で、共同保有者の追加を受けて合算の保有割合を59.01%と報告した。直前の報告書では28.56%だった。報告義務発生日は9月25日で、この日に5者はJG44による公開買付けに関連する契約を結んだ。提出事由には、保有目的の変更、共同保有者の追加、保有割合の1%以上の増加が挙げられている。
新規の買い増しではなく、報告上の変更
報告の対象は、合算して数える5者の保有分である。
| 株主 | 株数 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 提出者:医療テクノロジー関連サービス会社 | 699,600 | 9.61% |
| 医療分野の人材・組織マッチング企業 | 500,400 | 6.87% |
| 病院経営支援会社 | 840,000 | 11.54% |
| HYUGA PRIMARY CAREの会社役員(個人) | 1,357,200 | 18.64% |
| 代表者が同じ資産管理の社団法人 | 900,000 | 12.36% |
| 合計 | 4,297,200 | 59.01% |
提出書類の数字を見る限り、保有割合が上昇した株主はいない。提出者3者の割合は、9.79%、7.01%、11.76%からそれぞれ低下した。共同保有者2者は18.64%と12.36%のまま変わらない。直近60日間の取得・処分状況の表は空欄だ。割合が大きく跳ね上がったのは、各保有分を合算したためだ。
合意された手順
最初の2提出者である医療テクノロジー関連サービス会社と医療分野の人材・組織マッチング企業は、JG44の公開買付けに保有株を応募しないことで合意した。公開買付けが成立した場合、HYUGA PRIMARY CAREは自己株式公開買付けを実施する予定だ。提出者3者の保有合計と共同保有者2者の保有合計を同数にするのが狙いである。この自己株式公開買付けでは、最初の2提出者がそれぞれ13万3780株(1.84%)と19万1569株(2.63%)を応募し、56万5820株(7.77%)と30万8831株(4.24%)は応募しない。病院経営支援の提出者は、独自の不応募契約に基づき32万1579株(4.42%)を応募し、51万8421株(7.12%)は応募しない。
両方の公開買付けが成立した場合は、スクイーズアウト手続により、株主はJG44と合意株主5者のみとなる。各提出者は、株主総会で関連議案に賛成することに同意している。その後、株式交換でJG44が親会社となる。JGIAの各ファンドとの株主間契約は、グループの運営と譲渡制限を対象とする。報告書に公開買付価格や日程の記載はない。
