ミロク(7983、東証スタンダード市場)は、高知県が企業立地促進事業費補助金の交付額を確定させたことを受け、2026年10月期に11億9000万円の特別利益を計上する。
南国市に本社を置く同社は、2026年9月25日付で四国財務局に提出した臨時報告書で、前日の9月24日に県から交付額の確定通知書を受領したと明らかにした。南国市に建設した工場に係る補助金は総額11億9000万円で、今期の個別決算・連結決算双方で特別利益として計上される。
別途開示されたTDnet資料によると、同工場は2026年2月に本格稼働を開始しており、県は今月の交付額確定に先立ち、既に補助金交付を内定していたという。
ミロクは、この業績への影響は想定内だとした。同社は8月25日の開示で、投資有価証券売却益の計上見込みとともに、通期連結業績予想の修正に既に織り込んでいた。今回の報告書は、金融商品取引法第24条の5第4項および企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号・第19号を法的根拠として提出された。
この利益は補助金交付の確定に伴う一時的なもので、経常的な収益項目ではない。開示資料は工場の現在の生産量や稼働状況については言及していない。
