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eBASE、据え置きの配当15円20銭を2回に分割

大阪のソフトウエア会社eBASEは、9月30日時点の株主に1株当たり7円60銭を支払う。年間配当総額は据え置いたまま、上場後初の中間配当を導入する

2026年9月1日2分で読めるeBASE3835
単年度の会計期間内で均等に2回に分割された円建て配当を示すイラスト

大阪拠点の業務ソフトウエア会社で東京証券取引所プライム市場に上場するeBASEは、上場以来初めて年2回の配当を実施する。2026年9月1日の取締役会決議により、従来の年1回配当を中間配当と期末配当に分割した。2027年3月期に株主が受け取る配当総額は変わらず、変わるのは支払い時期のみだ。

2026年5月に公表した従来予想では、株主は期末まで配当を受け取れず、1株当たり15円20銭の全額が期末にまとめて支払われる予定だった。修正後の日程では、同じ総額を7円60銭ずつ2回均等に分割して支払う。

eBASEの配当予想:方針変更前後の比較
2027年3月期、単体ベースの1株当たり配当金。出所:eBASEのTDnet開示、2026年9月1日。
配当従来予想(2026年5月)修正予想(2026年9月)
中間(9月30日基準日)¥0.00¥7.60
期末¥15.20¥7.60
年間合計¥15.20¥15.20

eBASEによると、業績は第4四半期に偏る傾向があり、これまで株主は通期の配当額が固まるまで1年近く待たされてきたという。取締役会はまた、個人投資家からより柔軟かつタイムリーな株主還元を求める期待が高まっていることも、中間配当を新設する理由に挙げた。

7円60銭の中間配当は毎年9月30日時点の株主名簿に記載された株主に支払われ、内訳は普通配当6円10銭と、創業25周年を記念した1株当たり3円の記念配当のうち1円50銭となる。残る普通配当6円10銭と記念配当1円50銭は期末配当として支払われる。合計すると普通配当は12円20銭、記念配当は3円のままとなり、eBASEが5月に示した年間配当15円20銭と一致する。

取締役会は会社法459条1項に基づき決定した。同条は、定款の定めにより、配当のたびに株主総会決議を経ることなく取締役会決議で配当を決定できるとするものだ。この規定により、eBASEは臨時株主総会を招集せずに中間の基準日を新設できた。2026年9月30日が新たな中間配当の適用開始日となり、残額は2027年3月の期末に支払われる。