メタプラネット(3350)は、自己株式立会外買付取引1回で193億1000万円を投じて自社株を買い付けた。前日に設定した600億円の取得枠の初の利用となる。同社の取得結果に関するお知らせによると、2026年10月14日に東京証券取引所のToSTNeT-3で普通株式7398万1400株を1株261円で取得した。
取得の内容
お知らせによると、取得総額は193億914万5400円。ToSTNeT-3は東証の自己株式立会外買付取引の仕組みで、メタプラネットは前日にこの買い付けを発表していた。
残る取得枠
2026年10月13日の取締役会決議では、取得期間を2026年10月14日から2027年10月13日までとし、上限を2億株、総額600億円とした。株数の上限は、2026年9月30日時点の自己株式を除く発行済み普通株式総数の14.7%に当たる。決議は取得方法として、東証での市場買付を挙げている。
2026年10月14日時点の進捗は、取得株数が7398万1400株、取得総額が193億914万5400円で、今回の取得分と同じ。お知らせは残額を円で示しておらず、600億円の上限のうち未使用分は同社が示している数字ではない。
同社が説明する取得の理由
メタプラネットは、資本政策上、自己株式の取得は財務状況や株価水準を勘案しつつ、資本効率と1株当たりのビットコイン保有量の向上を図るため、機動的に使う手段と位置づけていると説明している。取得枠のうち約253億円は、2031年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行が株式需給に与える短期的な影響を和らげ、1株当たりビットコイン保有量と資本効率を高めるため、事前公表型のToSTNeT-3による取得に充てることにしたという。
お知らせは、今回実行した買付けがこの充当分によるものかどうかには触れていない。これらの目的は同社自身の説明であり、お知らせは株価や需給への結果を報告していない。転換社債の発行そのものについては、Tokyo Briefの過去の報道を参照。
